初老投資家の日々 過去現在未来

成功・失敗・挫折・希望

バブル当時の親父のNTT株

1989年(平成元年)の大納会に最高値をつけた日経平均

当時は翌年には50000円に行くぞ~~と

高らかに叫ばれていました。

その結果どうなったかは皆さんご存知の通り。

亡くなった親父もこの時に株で大損しています

とくにNTT株で・・・(T_T)

証券会社にうまくNTT株を新規公開で忖度してもらったのでしょうね。

それなりの資金を使ってましてからね。

そしてその後はNTT株に資金を集中させていった。

一時はいい想いもしたことでしょう。

しかし・・・

株価下落時でも最初はいい押し目だと考えていたのでしょうね

難平をしていきましたよ(◞‸◟)

辞めろと言っていましたが辞めなかった。

バブル後の株式に絡む言葉では

塩漬け

という言葉がありました。

高値で買った株を売るに売れない状況ですね。

 

日本人投資家は

学校で投資を学ぶことはない。

逆に当時も今もそうかもしれないが

株や為替や商品のような投機で儲けることなどできない

またそんなもので儲けたお金はろくなお金出ないと後ろ指刺されるような時代でしたね。

今でも株で儲けた!ゴールドで儲けた!ユーロドルで儲けた!と

高らかに言う人は少ない。

 

大事な大事な資金を学習もせずに投機につぎこむ行為そのものが自殺行為と思う。

私の親父がそうでした。

 

買えば上がる買えば上がる

我慢すればまた元値に戻る

 

その程度の考えで儲かるわけがない。

 

それを近くで見ていたからこそ私は勉強もしました。

株を買わずに金の現物を当時買ったのもその学習があったからこそと思う。

 

当時の野村証券などは

野村金太郎飴軍団とも揶揄され

朝の全店朝礼で今日はこの株だ!と言えば全営業マンがその株を推奨。

そりゃ上がりますよね。

 

私の友人が某大手証券に就職していたが株のチャートの勉強など一切してなかったですからね。畑違いの私の方がまだ知っていたからね*1

 

ノルマに追われ株のチャートなど見る暇もなかったと思う。

 

その友人も今は農家として生活しています。

年に何回か会いますが株はやっていないようです。

 

息子に農家の仕事をバトンタッチ出来ればと言っていますが

その息子さん自身は家業を継ぐつもりはどうもないようです。

 

まあ~24時間働けますか!のCMが流れていた時代

 

今の子にそんなこと言えばパワハラと言われますか・・・・

 

*1:+_+